「JR産業に集うすべての仲間のJR連合への総結集」を果たすためには、さらに組織を強化し、JR連合に加わっていないJR産業に働く仲間と、その会社側に対し、健全な労働組合の役割や私たちが追求する運動の方向性についての理解を広げていかなければなりません。以上の認識に立ち、これまで丁寧に積み重ねてきたJR連合運動の根底に流れる運動の理念を再確認するとともに、決して現状に満足することなく将来を見据えてさらなる進化をめざした運動の方向性を共有すべく、「JR連合ビジョン」を策定しました。
なお、策定にあたっては、当該ビジョンが加盟各単組の運動と連動する必要があることから、JR連合を支える関係主体が展開する諸活動における成果と課題等を把握すべく「総対話行動」を展開しました。
JR連合ビジョン (2020年3月)
1.多様な人が支え続ける産業としての視点
2.ルールと秩序を重んじる産業文化としての視点
3.多様な価値観を養う人材育成としての視点
4.JR産業が抱える政策課題への対応としての視点
5.JR産業と地域社会を繋ぐ役割としての視点
1.労使関係の意義と役割について労使の認識が低下している
2.JR産業内においていまだ労働組合の枠外に多くの仲間が存在している
3.JR産業は労使が真摯に向き合うべき大きな転換点に差し掛かっている
4.私たちは組合活動に磨きを掛け、労働組合の価値を高め、
JR産業の明るい将来展望を私たちの手で切り拓かなければならない
1.私たちが目指す理念
2.運動の方向を示す6本の柱