JR連合は、JRの責任産別として中長期的な視点から、JR関係労働者が目指すべき雇用や労働のあり方を模索し、着実に実現を図っていくための一里塚として、5年ごとに「中期労働政策ビジョン」を策定しています。この5年間は「中期労働政策ビジョン(2014〜2018)」に掲げる中長期目標の達成を目指し、継続的な活動を展開してきました。
そうした中、中期労働政策ビジョンが改訂期を迎え、提言にあたっては、取り巻く環境の激変を念頭におきつつ不確実ながらも将来を見据え、現時点において可能な限り、すべてのJR関係労働者が目指すべき労働条件や働き方等を明示することを心がけました。本ビジョンの構成としては、この間の成果と課題を踏まえつつ、前ビジョン同様、すべてのJR関係労働者が目指すべきあるべき姿と今後5年間の目標を明示する形を踏襲しています。
将来に亘りJR産業で働く者にとって魅力あふれる産業であり続けるために、JR連合に加盟するすべての単組が、本ビジョンの趣旨や課題認識、中長期目標を共有し、やりがいをもって業務に精励できる制度・環境の創出にむけた取り組みを行うこととしています。