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安全確立の取り組み
JR連合は、2005年4月25日のJR福知山線列車事故をはじめ、尊い人命を奪う重大事故を相次いで発生させてしまったことについて、チェック機能を発揮できず、事故を未然に防げなかった労働組合も責任を共有するとの認識に立って、安全確立を最重要課題に位置づけて運動を展開してきました。2006年5月には、安全確立にむけた私たちの姿勢と行動指針をまとめた「安全指針」、2011年5月には「安全指針(改訂版)」、2016年7月には「安全指針(改訂版2016)」を策定し、その浸透、実践に務めてきています。JR連合は、引き続き、その認識と姿勢を堅持し、二度と悲劇を繰り返さず、JRの信頼を回復させるために、安全を最優先して真摯な取り組みを着実に進めていくこととします。
2011年5月に発表した「安全指針(改訂版)」の策定から5年が経過し、この間の取り組みの成果や課題を踏まえ、指針の補強、修正を行いました。安全の確立に早道はなく、私達の取り組みは道半ばであり、「安全追求に妥協はない」との認識の下に、JRの存在意義や役割を再認識し、安全で社会に信頼され、貢献できるJRを築くために、着実に行動を積み重ねていきます。
- 行動指針1 安全追求に妥協はない
- 行動指針2 「ヒューマンエラーは結果であり原因ではない」との認識を基調に置く
- 行動指針3 安全最優先の企業風土・職場風土を築く
- 行動指針4 労使ともに社会に開かれ信頼されるJRグループを築く
- 行動指針5 闊達なコミュニケーションのできる企業・職場をつくる
- 行動指針6 労働組合の強みを活かし、会社施策を不断にチェック・提言する
- 行動指針7 すべてのJR関係労働者の死亡事故・重大労災ゼロを目指す
- 行動指針8 JR関係労働者の人材確保と技術・技能の継承と向上、人材育成の取り組みを強化する
- 行動指針9 グループ会社・協力会社を含め、全労働者で安全確立に取り組む
- 行動指針10 官民パートナーシップを強化し、企業を超えた安全確立を追求する
- 行動指針11 事業者間の連携を追求し、次世代の安全システム確立に取り組む
2008年度より、働く者の安全を確保することが、ひいては鉄道全体の安全性向上につながるとの認識に立ち、JR、グループ会社、協力会社のすべての社員を含めた取り組みとして、「すべてのJR関係労働者の死亡事故・重大労災ゼロ」を最重点テーマに掲げて活動を開始しました。運動の第一歩として、まず、職場における重大労災を撲滅するために、この「重大労災防止の行動指針」を策定しました。この指針は、あくまでも働く者の立場に立って策定し、仕事の前や、合間で一息ついた時などに確認し、作業を進める際に活かしていただきたい事項をまとめたものです。
- 指針1 仕事を「見る」「見られる」ことを気にかけよう!
- 指針2 急ぐ時、慌てる時こそ一息置こう!
- 指針3 仕事を始める前にはよく考え、準備万端に!
- 指針4 危ないと思ったらすぐに行動!
- 指針5 とくに危険な四大労災を撲滅しよう!
- 第12回(2022年5月12日)報告書PDF(23.2MB)
- 第11回(2019年10月16日)報告書PDF(27.9MB)
- 第10回(2018年5月10日)報告書PDF(5.63MB)
- 第9回(2015年11月9日)
- 第8回(2013年10月31日)報告書PDF(8.74MB)
- 第7回(2012年5月25日)報告書PDF(5.6MB)
- 第6回(2011年5月29日)報告書PDF(14MB)
- 第5回(2010年5月28日)報告書PDF(2.4MB)
- 第4回(2009年10月1日)報告書PDF(15MB)
- 第3回(2008年5月29日)報告書PDF(25MB)
- 第2回(2007年5月29日)
- 第1回(2006年5月23日)
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