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男女平等参画の取り組み

JR連合は、2008年に労働運動における女性組合員の積極的な参画を目的とする「男女平等参画推進計画」を策定し、6項目の行動目標と4項目の数値目標を決定しました。さらに、「推進計画」実践の第一歩として、同年6月、当面する2年間に達成すべきミニマム目標として「男女平等参画行動計画」を策定するとともに、2010年には「第2次男女平等参画行動計画」、2014年に「第3次男女平等参画行動計画」、2022年に「第4次男女平等参画行動計画」を策定し、組合活動への女性の参画を促す取り組みを展開しています。

男女平等参画推進計画 パンフレット(PDF)

【行動目標】

  1. 運動方針に男女平等参画推進を明記する
  2. 男女平等参画推進委員会を設置する
  3. 組合活動における女性の参画状況の現状把握をする
  4. 現在の組合活動が女性にとって参画しにくいような活動スタイル・環境になっていないかどうか女性の視点から点検し、改善すべき点は見直しを図る
  5. セミナー、研修会などの教育活動に女性の参画を積極的に進め、女性リーダー育成を図る
  6. 女性役員の活躍状況について積極的に広報する

【数値目標】

  1. 女性組合員比率に基づいて女性中央執行委員を選出することを最終目標にしながら、当面、女性中執がゼロの組織は1名を選出、1名の組織は複数を選出する
  2. 大会など決議機関に女性代議員を選出する
  3. 大会など決議機関の議長団に女性を選出する
  4. 最終的に、あらゆる組合活動における女性参画率を女性組合員比率と同じにする

第4次男女平等参画行動計画(2022〜) リーフレット(PDF)

【行動目標】

  1. ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現と女性活躍の推進
  2. ワーク・ライフ・バランスの実現
  3. 多様な仲間の結集と男女平等参画を通じた労働運動の活性化

【具体的な目標】

  1. 執行機関(執行委員会など)における女性役員比率についての目標
    • ステップ@:2024年9月末までに女性執行委員ゼロ組織をなくす
    • ステップA:執行機関へのそれぞれの組織における組合員比率に応じた女性役員を選出する
    • チャレンジ:執行機関の女性役員比率を30%以上にする
  2. 各種議決機関(大会や委員会など)への女性参画率についての目標
    • ステップ@:2024年9月末までに、女性のいない議決機関をなくす
    • ステップA:議決機関へのそれぞれの組織における組合員比率に応じた女性の参画機会を確保する
    • チャレンジ:決定権を持つ女性組合員比率を30%以上にする
  3. 男女平等参画(ジェンダー平等)推進に関する取り組み目標
    • 取り組み@:多様な仲間が多様な形態で参加できるよう活動スタイルを点検し、見直す
    • 取り組みA:各級機関で展開される啓発活動に参画する
    • 取り組みB:すべての執行機関で会議や勉強会を開催する

第3次男女平等参画行動計画(2014〜2020)

【行動目標】

  1. 働きがいのあるディーセントワークの実現
  2. ワーク・ライフ・バランスの実現
  3. 男女平等参画を通じた労働運動の活性化

【数値目標】

  1. 女性執行委員ゼロ組織をなくす
  2. 各種会議(大会、中央委員会、研修会等)への女性参画率を女性組合員比率まで向上させる

第2次男女平等参画行動計画(2010〜2014)

〜女性中央執行委員選出の進捗を踏まえ、各級機関における女性の登用を進めよう!〜

  1. 女性執行委員ゼロの地方本部、支部、分会は1名を選出します
  2. 女性執行委員1名の地方本部、支部、分会は+1名を選出します
  3. 女性組合員比率に準じた各種会議、集会などへの女性の参加を進めます

第1次男女平等参画行動計画(2008〜2010)

【行動目標−まず女性組合員の声を聞くことから始めよう!−】

  1. 運動方針に男女平等参画推進を明記する(全単組)
  2. 男女平等参画推進委員会もしくはそれに準じた会議体を設置する(全単組)

【数値目標−女性役員を育てるために組織全体で支援していこう!−】

  1. 女性中央執行委員ゼロの単組は1名を選出(JR四国労組・JR九州労組)
    女性中央執行委員1名の単組は+1名を選出(JR西労組)
  2. 大会など決議機関に女性代議員を選出する(JR東海ユニオン・JR西労組・JR四国労組・JR九州労組)