第28回中央委員会を開催
2016春季生活闘争方針を決定
ベア3,000円、月例賃金総額6,000円以上の引き上げ要求!
「底上げ・底支え」「格差是正」にむけて
グループ労組組合員、協力会社等で働く仲間の労働条件の改善にも取り組む!
JR連合は、2月3日、大阪市内で第28回中央委員会を開催し、2016春季生 活闘争をはじめとした諸課題に対する当面の活動方針を決定した。
議事では、執行部から第24回定期大会以降の活動報告と当面の活動方針(案)を提起した。これに対して、出席した中央委員11人からの発言で補強・肉付け、執行部からの答弁の後、満場一致で方針を決定した。
JR連合は、「中期労働政策ビジョン(2014〜2018)」で掲げた将来あるべき労働条件等をめざし、連合方針に則り、ベースアップを軸とする「月例賃金の引き上げ」にこだわった総合改善闘争の取り組みを展開していく。さらには、「底上げ・底支え」、「格差是正」にむけて、JRグループ全体で生み出した付加価値の適正は分配をめざし、グループ労組組合員の労働条件改善にこれまで以上に注力するとともに、JRと資本関係のない協力会社等で働く仲間の労働条件の改善にも取り組むことについても出席者全員で確認し合った。
その後、岡本特別執行委員(青年・女性委員会議長)が委員会宣言を高らかに読み上げて提起し、満場の拍手で承認され、最後にJR各単組、グループ労組91単組8万2千人が一丸となって、2016春季生活闘争勝利にむけて力強い統一闘争を展開するよう、松岡会長の団結ガンバローで閉会した。
<主な要求内容>
1.定期昇給相当分(賃金カーブ維持分)の確保
2.JR各単組は月例賃金総額6,000円以上の引き上げ
3.そのうち3,000円について純ベア統一要求
4.総合生活改善や格差是正の観点に立つワーク・ライフ・バランス実現に資する要求
・総労働時間の短縮、時間外労働時間の削減
・職場における男女平等の促進
・育児・介護に関する制度改善
・労働条件向上に資するワークルールの確立 など