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第25回中央委員会を開催

2013春季生活闘争方針等、満場一致で決定!

ベースアップ、総合生活改善、非正規労働者の取り組みを柱に
統一要求、純ベア1,000円と諸要求を決定!

JR連合は2月1日、「ホテルアソシア豊橋」において第25回中央委員会を開催し、安全の確立、2013春季生活闘争勝利、民主化完遂と組織の強化、政策実現、参議院選挙勝利などを柱とする当面する活動方針を満場一致で決定した。

我々の取り巻く環境は、東日本大震災に伴う減収の反動による鉄道運輸収入の増加などにより、JR本州三社は4〜12月期の純利益が過去最高を更新、運輸機構の利益剰余金を活用した支援が実施されている三島貨物会社においても中間決算において概ね好調な業績となっている。

このような状況下で迎える2013春闘については、労働条件の復元を目指す連合の一翼を担い、ベースアップをはじめとする要求実現にむけて、JR7単組、JRグループ労組82単組が一丸となって闘うことを確認した。具体的な要求は以下の通りである。

JR7単組

@賃金カーブの維持、A統一ベア1,000円、B非正規労働者の賃金引き上げ(30円を目安)と均等・均衡待遇の実現、C諸手当など、賃金関連項目要求の集中化、D総合生活改善の要求など

グループ労組

@賃金カーブの維持(定昇制度確立と適正運用)、A賃金目標水準の設定と賃金引き上げ(純ベア1,000円、定昇込み5,000円中心)B非正規労働者の賃金引き上げ(同上)と均等・均衡待遇の実現、C企業内最賃協定の締結拡大、水準の引き上げ、D総合生活改善の要求など

中央委員会には、委員、傍聴あわせて200人を超える組合員が参加する中、各単組およびグループ労組代表など10人が活発な発言を行った。2013春闘への取組決意をはじめ、安全確立に向けた各単組の取り組みや、民主化闘争完遂へ向けた当該単組、支援単組の一体となった決意表明、JRが抱える様々な課題の解決、男女平等参画推進等に向けた建設的な意見が提起された。また、委員会では、JR連合に新たに加盟した新幹線エンジニアリング労働組合が紹介された。

また、交運労協定期総会で事務局次長に選出され、JR連合執行委員を退任した慶島譲治氏に代わり、栃窪長男氏が新役員に選出された。

JR連合は、JRを代表する産業別組織である自負とその責任を全組合員が認識し、安全確立、2013春季生活闘争勝利、政策実現、そして民主化闘争完遂等にむけ、全力で闘うことをあらためて表明するものである。

2013春季生活闘争